2液性高粘度樹脂を計量、混合、定量吐出を行う2液型自動定量塗布装置

2液型自動定量吐出装置
ST-2D型フローショット

エポキシ、ウレタン、シリコーン等の2液性樹脂を計量、混合、定量吐出を行う装置です。
計量は、1モーター2ギヤーポンプ式を基本としています。
メカ的に回転比を固定していますので、材料の粘度変化やミキシング部の硬化による圧力変化に対しても安定した配合比が確保できます。
また、配合比のズレを気にせずに吐出流量(g/秒)が無段で変速できますので、多種類のワークにも簡単に対応ができます。
ミキシングは、スタチック式、パワーミキサ式、使い捨て無洗浄式 などがあり、お客様のご要望と使用条件により、弊社にて選定します。
その他、材料タンクの容量、多点ノズルなど、ご使用条件に合わせて設計製作しています。

標準機寸法:(幅)400 x (奥行)700 x (高)745mm

右よりカタログダウンロードできます → FLOWSHOT080229.PDF

1液、2液型全自動真空注型ライン
ST-1(2)DV型フローショット

1液、2液型自動定量吐出装置に自動真空注型装置を組み合わせ、前後をローダー用、アンローダー用のコンベアと一体化した装置です。
真空中で注入した場合、大気開放すると液体のレベルが下がるので注入後、アンローダー側のコンベア上にて大気中で2次注入を行います。
装置のサイクルタイムは、真空引きの時間(真空槽のサイズ、真空ポンプの排気速度、注入開始する真空度に関係します)により、大きく変わります。
ワークの種類による各種設定および単動時の操作は前面のパネルスイッチで行います。

装置サイズ:(幅)1900 x (奥行)2500 x (高)1900mm

6軸ロボット付2液型吐出装置

6軸ロボット付2液型吐出装置
ST-2D6R型フローショット

2液型自動定量吐出装置と6軸ロボットを組み合わせ、ワーク移動用のターンテーブルが付属された装置です。

箱状のワークの内面にシール剤を塗布するなどのように通常の直交ロボットでは塗布できない場合に使用します。

ワークが一定時間以上供給されない場合には、ノズルはターンテーブルから外れた場所に設けられた捨てショット位置に移動し、ミキシング部の硬化を防ぐためにオートサイクル吐出を行います。

お客様のご所有またはご購入のロボットなどに弊社の液体自動定量装置を組み合わせることももちろん可能で、その際にはできる限りの技術的なサービスをさせていただきます。